NGINX open source build 1.15.10 2019/4/9
NGINX Plus R18 の新機能
- 動的なSSL証明書のロードOpenID Connect 対応の強化
- アクティブヘルスチェックの強化
- 設定ファイル内でのKey-Valueの設定
- ポート範囲を listen ディレクティブで使用可能に
- クラスタリング環境の設定の簡素化
- TCP/UDPプロキシ: 削除された特定のアップストリームサーバーへの既存の接続を明示的に切断
- Helm レポジトリからのインストール (Kubernetes Ingress Controller
- 新しい変数 $upstream_bytes_sent
R18のモジュールに関する変更
- Brotli (新規)
汎用の可逆データ圧縮アルゴリズム。 - OpenTracing (新規)
Datadog、Jaeger、Zipkin などの様々な分散トレースサービスのためのOpenTracing準拠のリクエストで NGINX Plus を計測可能にする機能 - Lua (更新)
NGINX Plusのためのスクリプト言語。 LuaJIT 2.1 を使用するように更新。 - NGINX JavaScript (更新)
NGINX Plusのための JavaScript モジュール。 0.3.0 に更新。
R18のサポートプラットフォーム
- Alpine Linux 3.8, 3.9
- Amazon Linux (2018.03+), Amazon Linux 2 LTS
- CentOS 6.5+, 7.4+
- Debian 8.0, 9.0
- FreeBSD 11.2+, 12.0
- Oracle Linux 6.5+, 7.4+
- RHEL 6.5+, 7.4+
- SUSE Linux Enterprise Server 12, 15
- Ubuntu 14.04 LTS, 16.04 LTS, 18.04, 18.10
Amazon Linux 2017.09 は非サポートに、現在サポートされるバージョンは2018.03以上
CentOS/Oracle/Red Hat Enterprise Linux 7.3 は非サポートに、現在サポートされるバージョンは7.4以上
Debian 8.0 は NGINX Plus R19 で非サポートに
Ubuntu の14.04 は NGINX Plus R19 で非サポートに
詳細は以下のURLを参照ください。
https://www.nginx.com/blog/nginx-plus-r18-released/