2017年 1月 の投稿一覧

nginx 1.11.9 リリース

2017年1月24日に nginx 1.11.9 がリリースされました。 ここでは、本リリースの日本語参考訳をご紹介します。
 

nginx 1.11.9 がリリースされ、複数のバグ修正が行われました。

nginx 1.11.9 リリース情報 (日本語参考訳)

  • バグ修正:stream module を使用している場合、nginxはCPUを占有する可能性があります。
    このバグは 1.11.5 以降のバージョンが対象になります。
  • バグ修正:メールプロキシのEXTERNAL認証機構が設定で有効になっていなくても受け入れられました。
  • バグ修正:stream module の “ssl_verify_client” ディレクティブが使用された場合、ワーカープロセスでセグメンテーションエラーが発生する可能性があります。
  • バグ修正:stream module の “ssl_verify_client” ディレクティブが機能しない可能性があります。
  • バグ修正:空きワーカー接続がないためにキープアライブ接続を閉じるのはあまりにも積極的であった可能性があります。 Joel Cunninghamに感謝します。
  • バグ修正:FreeBSDとmacOSで “sendfile” ディレクティブを使用すると、誤った応答が返されることがあります。 このバグは 1.7.8 以降のバージョンが対象になります。
  • バグ修正:”aio_write” ディレクティブを使用するときに切り捨てられた応答がキャッシュに保存されている可能性があります。
  • バグ修正:”aio_write” ディレクティブを使用している場合、ソケットリークが発生することがあります。

 

リリース情報原文は以下の通りです。

Changes with nginx 1.11.9                         24 Jan 2017

*) Bugfix: nginx might hog CPU when using the stream module; the bug had appeared in 1.11.5.

*) Bugfix: EXTERNAL authentication mechanism in mail proxy was accepted even if it was not enabled in the configuration.

*) Bugfix: a segmentation fault might occur in a worker process if the “ssl_verify_client” directive of the stream module was used.

*) Bugfix: the “ssl_verify_client” directive of the stream module might not work.

*) Bugfix: closing keepalive connections due to no free worker connections might be too aggressive. Thanks to Joel Cunningham.

*) Bugfix: an incorrect response might be returned when using the “sendfile” directive on FreeBSD and macOS; the bug had appeared in 1.7.8.

*) Bugfix: a truncated response might be stored in cache when using the “aio_write” directive.

*) Bugfix: a socket leak might occur when using the “aio_write” directive.

 

nginx 1.11.8 リリース

2016年12月27日に nginx 1.11.8 がリリースされました。 ここでは、本リリースの日本語参考訳をご紹介します。
 

nginx 1.11.8 がリリースされ、機能変更と機能追加、バグ修正が行われました。

nginx 1.11.8 リリース情報 (日本語参考訳)

  • 機能追加:”absolute_redirect” ディレクティブ
    “absolute_redirect” を無効にすると、nginxによって発行されるリダイレクトは相対的なものになります。
  • 機能追加:”log_format” ディレクティブの “escape” パラメータ。
  • 機能追加:stream module でのクライアントSSL証明書検証。
  • 機能追加:”ssl_session_ticket_key” ディレクティブは、80バイトのキーで使用する場合、TLSセッションチケットのAES256暗号化をサポートします。
  • 機能追加:vimスクリプトにおけるvim-commentaryのサポート。
  • バグ修正:変数を評価する際の再帰は制限されませんでした。
  • バグ修正:ngx_stream_ssl_preread_module のバグ修正
  • バグ修正:ストリームモジュール内の上流のサーバに障害が発生した場合、fail_timeout が閉じられた後にテスト接続が送信されたときにのみ有効とみなされました。
    正常に確立された接続で十分です。
  • バグ修正:nginx / Windowsは、64ビットVisual Studioで構築できませんでした。
  • バグ修正:nginx / WindowsはOpenSSL 1.1.0で構築できませんでした。

 

リリース情報原文は以下の通りです。

Changes with nginx 1.11.8                     27 Dec 2016

*) Feature: the “absolute_redirect” directive.

*) Feature: the “escape” parameter of the “log_format” directive.

*) Feature: client SSL certificates verification in the stream module.

*) Feature: the “ssl_session_ticket_key” directive supports AES256 encryption of TLS session tickets when used with 80-byte keys.

*) Feature: vim-commentary support in vim scripts. Thanks to Armin Grodon.

*) Bugfix: recursion when evaluating variables was not limited.

*) Bugfix: in the ngx_stream_ssl_preread_module.

*) Bugfix: if a server in an upstream in the stream module failed, it was considered alive only when a test connection sent to it after fail_timeout was closed; now a successfully established connection is enough.

*) Bugfix: nginx/Windows could not be built with 64-bit Visual Studio.

*) Bugfix: nginx/Windows could not be built with OpenSSL 1.1.0.